Skytree Down

またまた戦闘シーンの練習で作ったショートショートです。
今回は、最初から最後まで、ずっとアクション シーンです。映画やアニメで表現したいくらいな勢いで頑張ってみました。また、BGM もつけてみました。YouTube へのリンクがありますのでそれを聞きながら読むと、より臨場感が出ると思います。

話はあってないようなもので、至って単純です。
またこのショートショートはジョーク企画であって、あの世界でこんな事件が起こるわけではありません。あくまでも戦闘シーン用に作られた話です(汗)。

ちあらはほぼフルスペック状態です。この状態に最終的にはなるのですが、それは当分先のことであり、現在(Kareidomementos)のちあらはここまで強くありません。

最後に、ちあら好きな人へ、ちあらをこんな風にしてゴメンナサイm(_ _)m
ちあらのショートショートはあともう一本あります(汗)。あ、でもそっちはなんていうか、萌え中心になる……はず(メイド喫茶で働きます(何。

 

以下、ネタバレ

以下は Skytree Down を読んでから読んだ方がいいかもしれません。

今回のショートショートはジョーク企画なので、何故デーモンがこんなことをしたのかとかそういう設定は存在しません(あえて設定するなら、スカイツリーが東京の鬼門にあるので邪魔だとか?)。単純にデーモンが変なことしてきたので、それを黒翼たちが収めたよ、というだけのものです。
オチというか見所は、デーモンをどうやって倒すのかと言う部分と、魔法を奪われた状態でどうやって帰還するのか、というところです。

「剣聖」は Advanced D&D の 1st Edition に定義されていたもので、レベルに応じて使っている武器に+がつくというものです。LV20 になると +5 となり、イモータルも斬れるようになるというメチャクチャな設定です(汗)。ただし彼らは魔法の武器を使いません。また、武器に魔法をかけられることも嫌います。己の腕こそが最大の信頼で有り、力だからです。
剣聖はその精神力と剣術によって +5 という能力を発揮しているため、魔法が使えないような場所でも +5 のままとなります。
ちあらは賢者になるときに、この剣術を教えてくれたヤツから剣聖の資格をもらうと同時に、作中にあるような様々な炎の術が使えるようになりました。またこの時、黒翼から太陽(恒星)を一つもらっていて、ちあらの心臓は太陽でできています。
最後、デーモンの剣を喰らうことができたのもそのためです。あの剣を喰らったことによって、今回の戦い以上のエネルギーをちあらは得たと思われます。
ちなみにちあらが得た太陽の寿命は 1600 億年程度と今のところ算出されています。のでそれがちあらの寿命になります。しかしこの恒星は黒翼のものであり、宇宙規模の何かが起きた時に、黒翼が使ってしまうこともあり得ます(もっとも黒翼は、他にもたくさんの太陽を手の平サイズに圧縮して持っているわけですが)。

また、テトメトの役どころですが、ちあらの支援というのもありますが、ちあらが使う技によって生成されてしまう放射線及び放射性物質を風と水の精霊を使って回収したり隔離したり除染したりしています(^^;
さらにちあらの発生する熱はとてつもないので、自分にその熱が来ないようにしてたりもしています。ちあらは確かに強いのですが、地球上で運用するにはテトメトのようなバックアップしてくれる存在がいないと、本領は発揮できません。

最後に黒翼と『翼をください』の天使の違いも。黒翼は他の天使と同じように熾永に封印されるのですが、それを自力で解きました。そのため、完全ではなく、自分の持つ膨大なエネルギーと力は「魔法」を通して具現化します。一方、『翼をください』で復活した天使たちは正規の手段で解呪されたため、自分の力として使えるため、呪文の詠唱などを使うことなく力が使えます(が、現在の所は目醒めたばかりなので、思うように使えない、ということになっています)。
黒翼がちあらのようなディスペルの影響に左右されない存在を欲するのは、そういう理由からです。

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